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タイトル | 灼眼のシャナ 0 |
| 著者 | 高橋弥七郎 | |
| イラスト | いとうのいぢ | |
| 出版 | 電撃 | |
| 発売日 | 2005年6月 |
| 執筆者:jade | 評価:B |
| 天道宮から巣立ち、“ミステス” と出会う以前の少女を描いた書き下ろし中編
「オーバーチュア」 、電撃ヴんこ&電撃hにそれぞれ収録された特別編 「しゃくがんのしゃな」&
「しんでれらのしゃな」、読者から寄せられた質問に答える「狩人のフリアグネ」の計4本を収録した灼眼のシャナ初の短編集。 中編「オーバーチュア」は悠二と出会う直前のエピソード。シャナは徒を探すために大上準子というトーチに割り込むのですが、準子が生前に両親や恋人の濱口幸雄といった人物たちとの間に残した絆によって、おぼろげながら人間の感情を知ることになります。 いつもは派手な戦闘描写やシャナと吉田さんの恋愛バトルの描写に目が行くのですが、今回は親子間での行き違いや思春期の少年の心の機微といった微妙な感情をうまく捉えており、新しい高橋弥七郎像を見せてくれます。特に仲直りできないまま永久の別れを迎えることになる両親の姿が心の琴線に触れて思わず目頭が熱くなりました。 トーチが持つ誰の記憶にも残らぬまま消えてしまうという切ない設定を最大限に生かしていますね。このシリーズの設定を初めて見たとき、いつか主要人物をトーチにさせるのかと思っていたのですが、まったく関係のない人物が生贄になってくれたので一安心。でも消えゆくトーチの背景を描いた作品はかなりグッと来るものがあるのでまた描いて欲しいですね。今度はシャナに割り込まれて消えた平井ゆかりのエピソードなんてどうだろう?それから池(削除されました それから電撃の通販本に収録されていた短編二作。こちらは本編とはまったく関連性のない番外編なのですが、シリアス路線の本編とは正反対のバカ騒ぎが終始繰り広げられていて出来は最悪。わざわざ文庫に掲載する必要はなかったですね。同様に「狩人のフリアグネ」も本来ならオマケやあとがきに書くような内容で読むに値しません。もしこの3作品だけなら評価は間違いなく“D”でしたよ(苦笑 それにもかかわらず“B”を付けたのはそれだけ「オーバーチュア」が良かったということなのですが… まあ出来云々はともかく、短編や過去編を描くよりも早く本編のストーリーを進めて欲しいというのが今私が一番思っていることです(苦笑 |
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